ライチョウの雄の見張り
ライチョウの雄の見張り

彼は私を見ているのでは無かった。 私の後ろで彼のテリトリーを奪い取ろうとやってきた別の雄に興奮しだしていた。 やがて落ち着いて争いは勃発しなかったが、雄は晴天でも隠れている暇はない。 その油断が繁殖行動にとっては命取りなのだから必死である。

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ブリザードでも逞しく生きる。 正に突然の突風でした。彼が想定していたかは分からないが、彼は耐風姿勢でじっと凌いでいた。 当然カメラもレンズも真っ白で、レンズフード内にも雪が溜まっていったが、氷点下のお陰でレンズが濡れることはなかった。 描写がやや甘いのは、猛烈な勢いで風雪がレンズを叩き付けていたから。

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夜空に包まれ
夜空に包まれ

つがいは斜度40度以上の雪上で過ごす。これを撮るのに3年かかった。暗闇で確認できなかったが勿論ライトを照らせば彼らは移動してしまう。 私は、日没後かろうじてカメラのフレーミングだけをした。ナイトスコープを改造して作った測距装置を使い、ファインダーが真っ暗な中、ピントは勘だった。 とても寒かったが、気持ちは熱かった。星が流れて月が現れシャッターを切った。 小屋に戻ることはしなかった。彼らの側にずっといたかったから。やがて彼らは夜明け近くに飛び立って行き、私は雪上に平坦な場所を見つけ、夜明けまで眠った。

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ライチョウの雄の見張り
ライチョウの雄の見張り

彼は私を見ているのでは無かった。 私の後ろで彼のテリトリーを奪い取ろうとやってきた別の雄に興奮しだしていた。 やがて落ち着いて争いは勃発しなかったが、雄は晴天でも隠れている暇はない。 その油断が繁殖行動にとっては命取りなのだから必死である。

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ライチョウの小屋

Photo Gallery of Growing Japanese

Rock Ptarmigan

   ようこそ‼ニホンライチョウにフォーカスしたフォトギャラリーSITEの ”ライチョウの小屋 " へ。本日はお越しいただき深く感謝いたします。

 ニホンライチョウは日本の中部山岳の一部のエリアでしか見られない希少で貴重な鳥です。漢字表記では「雷鳥」雷の鳥と書き、雷が鳴るような悪天候に良く活動するということから名前が付いたという説もあります。また、ライチョウは歴史的に神の鳥と崇められ神話にも登場する伝説の鳥でもあります。ニホンライチョウは後氷期の約2万年前に陸続きであった大陸から移動してきた事から、" 生きた化石 雷鳥 "とも言わ

れますが、日本に来る前のおよそ200万年も前の氷河期から、大陸で生活していたと言われています。

 そんな神秘的な奇跡の鳥ライチョウに魅せられて、私が撮り溜めた写真を独自の感性でホームページに仕上げてアップしたものがこのサイトです。可愛いイメージや絶滅に瀕している弱いイメージもあるでしょうが、私にとってのライチョウは果てしなく逞しい鳥なのです。そして、ライチョウはとても神秘的に感じます。そのために、いつも私はライチョウに見すかされている感覚に陥ります。またライチョウは私に語りかけてきます。私もメッセージを逃さぬように耳を傾けています。そして初めて撮ることが出来るのです。ライチョウが「神の鳥 雷鳥」と言われるのならば、私はライチョウの使者・代弁者として。

   ようこそ‼ニホンライチョウにフォーカスしたフォトギャラリーSITEの ”ライチョウの小屋 " へ。本日はお越しいただき深く感謝いたします。

 ニホンライチョウは日本の中部山岳の一部のエリアでしか見られない希少で貴重な鳥です。漢字表記では「雷鳥」雷の鳥と書き、雷が鳴るような悪天候に良く活動するということから名前が付いたという説もあります。また、ライチョウは歴史的に神の鳥と崇められ神話にも登場する伝説の鳥でもあります。ニホンライチョウは後氷期の約2万年前に陸続きであった大陸から移動してきた事から、" 生きた化石 雷鳥 "とも言われますが、日本に来る前のおよそ200万年も前の氷河期から、大陸で生活していたと言われています。

 そんな神秘的な奇跡の鳥ライチョウに魅せられて、私が撮り溜めた写真を独自の感性でホームページに仕上げてアップしたものがこのサイトです。可愛いイメージや絶滅に瀕している弱いイメージもあるでしょうが、私にとってのライチョウは果てしなく逞しい鳥なのです。そして、ライチョウはとても神秘的に感じます。そのために、いつも私はライチョウに見すかされている感覚に陥ります。またライチョウは私に語りかけてきます。私もメッセージを逃さぬように耳を傾けています。そして初めて撮ることが出来るのです。ライチョウが山神様の化身や神の使者と言われるのならば、私はライチョウの使者・代弁者として。

​                                森 勝彦

​                                森 勝彦

   【 更新情報 】

〇2021/09/01

 

ライチョウエイドprojectページ更新。

 

​利益全額をライチョウ基金に寄付するチャリティーprojectが9月5日本スタート

 感動的なのはそこに
大自然の息吹と
​命の躍動が
あったから… 
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分類 :キジ目キジ科ライチョウ属ライチョウ

学名 :Lagopus muta​ japonica

英名 : Japanese rock ptarmigan 

和名 :ニホンライチョウ 日本雷鳥

体長 :約37

体重 :430~550

特別天然記念物1955 絶滅危惧 I B類

 

​絶滅危惧種  雷鳥生きる

© Katsuhiko Mori

Since 2002.

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​4月、日没前であろうが雄ライチョウは大きな声で「グヮ~!」と叫びテリトリーを誇示していた。その裏には、必死で縄張りを奪い取りたい雄がまた存在する。高山という厳しい環境ではこの限られたテリトリーを死守できるか否かは子孫繁栄のため、一切手抜きは許されない。氷河期からこうして脈々と子孫を残してきた訳だ。

雨のお花畑でじっと雛を羽の中で暖めていた。ライチョウにとって高山植物が重要な食物である以上、雨であろうが食べなくては死んでしまう。しかし、雨に濡れるとヒナは急激に体温が下がり、それは死に直結する。そのため母鳥も雛も命がけ。

神聖なる厳冬期の立山に残されたライチョウの足跡に命の息づかいが力強く感じる。冬期ここで生きられるのはライチョウしかいない。そう、神の鳥であるからこそ。

Q 2 :

では、氷河期から生き延び、生き延びる知恵も習性もありながらなぜ絶滅寸前と言われているのですか?

A  2:

ライチョウが棲息する高山帯に多くの登山者や観光客が訪れるようになり、ライチョウの生息地の環境が激変した事が大きな要因です。ライチョウの重要な食物である高山植物が踏みつけられてお花畑が減少したり、登山者の捨てるごみにかつては高山帯にいなかった下界のカラスやキツネが誘因されて、二次的にライチョウの新たな天敵となります。

さらにもっと大きな問題が我々の生活様式の近代化による里山の環境変化(里山の機能崩壊)と地球温暖化の問題です。近年、野生動物の増加やその生息域が拡大しており問題となっています。ライチョウに関係するものではシカや猿が低山から高山帯にまで生息域を拡大し、ライチョウにとって大切なお花畑が荒らされているのです。また猿により多くのライチョウの雛が死んでいます。

温暖化の進行が今のペースで進めば、今後、高山帯の高山植物と亜高山帯上限以上に植生するハイマツが競合してしまい、ライチョウの大切な食物である高山植物は今世紀末までには絶滅すると言われており、そのためにライチョウも絶滅してしまうと言うことです。

どう思いますか?我々人間が行って来た地球環境に対する悪行が、大切なライチョウを絶滅に追いやっているとは思えてきませんか?

本来、過酷な環境に順応して来た強い鳥でありながら、我々の生活様式の変化による自然環境の激変と急激な地球温暖化に順応できずに絶滅に向かっているのです​。

ライチョウについてよくある質問〗

Q 1  :

ライチョウは絶滅危惧種と言われるくらいだから「ライチョウは弱い鳥であり淘汰されるべき」で、無理に保護しなくてもいいのでは?

A 1  :

考え方として自然淘汰というものは自然界に存在します。しかし、ライチョウが自然淘汰されてもいいと考えるのは間違いだと私は思います。

キジ科から現在のライチョウに分化した祖先は200万年前には既にユーラシア大陸にて存在していたと考えられ、約2万年前に当時陸続きであったユーラシア大陸北部地域から日本列島付近にまで生息域を拡大してきたようです。言わば万年を生き延びて来たという” 奇跡の鳥ライチョウ ” なのです。ライチョウが本当に弱い鳥であればすでに絶滅している筈です。しかし、ライチョウには高山という極めて限定された、植生も乏しそうに見える環境で生き延びて来ましたし、冬のマイナス20℃以下の気温であろうとも凍死することなく適応できる強さがあります。また羽の色を変え保護色となり、敵を欺き身を守る術を持っている。日本の中部山岳に生息するライチョウは地球上でも日本のみに生息する種であり、別名ニホンライチョウとも言われる日本固有種であります。

このライチョウを守るのは我々の責任であると私は強く感じます。

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